亜臨界水処理装置とは

亜臨界水処理装置は亜臨界水を利用することで有機物性廃棄物を分解し、無害化する装置です。

亜臨界水とは

水を高温・高圧にし、「超臨界水」や「亜臨界水」となると、普通の水とは大きく異なる性質を持ちます。イオン積が約1000倍となり、 [H+]や[OH-]のイオン濃度が高くなるために、加水分解反応を促進します。

亜臨界水処理装置では、有効に活用できる肥料等を生成するのに適した20~30気圧、200~270℃の亜臨界水を利用しています。

処理可能な廃棄物

亜臨界水処理装置は毒性・感染性を持つようなものを含め、幅広い有機性廃棄物を処理することが可能です。

  • 生活系生ゴミ
  • 下水汚泥
  • 家畜糞尿
  • 医療系廃棄物
    など

設備の仕様

亜臨界水処理装置はコンパクトな設計でありながら、十分な処理能力を持ち、安価な廃棄物処理を実現します。

投入する廃棄物の種類や量によって、個別に設計が必要となります。ご連絡をいただければ個別にお見積を差し上げます。